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三州瓦を再利用したリサイクル・ハイドロコーン-岡崎の園芸卸店が開発

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(2010年09月09日)

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三州瓦を再利用したリサイクル・ハイドロコーン-岡崎の園芸卸店が開発

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新製品のリサイクルカラーコーンを使用したハイドロカルチャーを手にする三浦基彰社長。

 岡崎・額田の三浦園芸(岡崎市牧平町、TEL 0564-82-2651)が、規格外の瓦を再利用したリサイクルカラーコーンを共同開発した。

 観葉植物の栽培・販売を手がける同社の創業は1971(昭和46)年。観葉植物や資材の卸業のほか、現在イオンモール岡崎と大阪府高槻市の西武百貨店高槻店に直営店「樹里」を出店している。創業当初から水耕栽培に力を入れており、自然土でなくセラミックボール、ハイドロコーンといった粘土・セラミックス類を加工し色付けをした人工用土で、インテリア性の高い小型の鉢植えを製造している。

 新製品開発のきっかけは、「5年前に地元岡崎信用金庫の勉強会『塾生会』で、三州瓦製造会社『新東』(高浜市)石川テクノセンター長との雑談から」だったと三浦基彰社長は振り返る。ハイドロボールの一種「ハイドロコーン=粘土を焼き上げて発泡させた煉石(れんせき)」は輸入がほとんどだと石川さんに話すと、「なぜ日本の焼きものでやらない。当社の陶器瓦の廃材を使えないだろうか」と言われたことが発端だという。しかしその時点では「どう技術化してよいか分からず棚上げになった」。

 4年が経過し、昨年8月再び岡崎信用金庫を通じて産学官連携の打診があり、「人工イクラの製造方法を応用したらどうかとアドバイスをもらった」という。

 規格外の瓦を粉砕し、色付けのために顔料と混ぜる。そのまま丸めて焼き固めても粒にはなるが、「元はと言えば一度焼いた瓦なので、二度焼くということはコストもかかるばかりか、二酸化炭素(CO2)排出も多くなってしまう」ことになる。そこで、瓦の粉と顔料をさらにアルギン酸ナトリウムの液体に混ぜ、上から塩化カルシウム水溶液の水槽に垂らすと、その水滴がカプセル化され固まるという。製法はまさに人工イクラそのもの。その粒を水槽から取り出し乾燥させればよく、「その熱も通常の瓦製造から発生する余熱利用で済むため、リサイクルカラーコーン製造工程でのCO2排出はゼロ」だという。「いいコラボレーションができ商品開発につながった」と三浦社長。今年2月には製造ができるようになったという。

 地元三州瓦の規格外商品の再利用であること、CO2を出さないことに加え、「アルギン酸ナトリウムは海藻から抽出される成分で、塩化カルシウムとともに食用にも使われる成分で安心」であることも購入客へのアピール材料になると期待を寄せている。高い保水性を持ち、明るい色に加え、水を含んだ状態と乾燥した状態の色の違いがはっきりと出る点も、「水やりのタイミングが分かりやすい」と商品特性の一つになった。

 色はラベンダー、モス、レンガ、キャメルの4色。現在、パキラやサンセベリアなどのガラス鉢植え高さ10センチタイプを840円で販売している。10月からはネットショップでの販売も予定。「いずれ鉢植えだけでなく、用土単品でも販売していきたい」。

 三浦社長は「今後は7色くらいまでに増やしたい。消臭機能や香り付き、耐久性能を高め屋外でも使用可能な製品も開発を」と意気込みを見せる。

美少女イラストと園芸がコラボ-学生チーム、「ぐろーいんぐ!萌える室内園芸」を発売(アキバ経済新聞)松山「安田農園」が無料寄せ植え教室-障害者就労支援も(松山経済新聞)三浦園芸

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