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ジャズの街・岡崎の名誉顧問に内田修さん-膨大なレコード提供などで貢献
(2012年01月16日)
岡崎市は1月14日、「ドクター・ジャズ」として日本のジャズ界に知られる元外科医師の内田修さんに「ジャズの街岡崎名誉顧問」委嘱状を渡した。
岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」(岡崎市康生通西4)内の内田修ジャズコレクション展示室で、柴田紘一岡崎市長から交付された。「これまでの内田さんの功績に感謝するとともに、今後もジャズコレクションの活用や整備・保存に助言してもらいたい。『ジャズの街岡崎』を推進するため、市民と協力し連携を進めてほしい」と期待を寄せた。
内田さんは1929(昭和4)年10月5日、岡崎市生まれ。戦後間もない1950年代初頭から当時の日本では入手困難な海外の10インチLP盤やモダンジャズ期のオリジナルレコードを収集し始めたという。1961(昭和36)年、市内で内田病院を開業。1964(昭和39)年、同院内にレコーディングスタジオを作り若手ジャズミュージシャンの練習やレコーディングの場に提供する。「ドクターズ・スタジオ」と呼ばれるようになり、コンサートなどで愛知県に来たジャズミュージシャンの多くが立ち寄るようになったという。「坂田明さんなどは20~30年くらい前に居候していた」と内田さんは振り返る。
1993年に同院を閉院する際、内田さんは収集したレコード1万2308枚や同スタジオで録音した貴重なオリジナルテープ、オーディオ機器、書籍・雑誌などを岡崎市に寄贈した。岡崎市はそれらを管理保管するとともに市民に公開する場として、2002年竣工の岡崎市シビックセンターに「内田修ジャズコレクション展示室」を開設した。同展示室は2008年にオープンした現在の「りぶら」内へ移転。貴重なジャズコレクションの展示や音源試聴が無料でできるほか、ドクターズ・スタジオを再現しており、ジャズの街岡崎を広める場になっている。
2006年から毎年秋に市内中心部で有料無料のジャズライブを行う音楽イベント「岡崎ジャズストリート」も、内田さんがジャズ文化を岡崎に広めた影響は大きい。柴田市長は「内田さんに本年度中に書面で正式にお願いしたいと考えていた」と今回の名誉顧問委嘱の理由を話す。無報酬で任期はなし。
委嘱状を受け取った内田さんは「(高齢のため)大したことはできないが、これまで通りジャズを愛し、気楽にやっていく」と応えた。
貴重な品が並ぶ展示室(関連画像)岡崎に一日限定無料「ジャズバス」-車内に響くジャズの音色に酔いしれる(岡崎経済新聞)「岡崎ジャズストリート」にミュージシャン300人-街は祭り一色に(岡崎経済新聞)岡崎の商店街に「ジャズ大名」-ショーウインドーなどにシルエット・アート(岡崎経済新聞)内田修ジャズコレクション
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