岡崎出身「美文字王子」青山浩之さん、連尺小学校で講演
岡崎市立連尺小学校(岡崎市城北町)で1月17日、「美文字王子」としてテレビなどで活躍する青山浩之さんの講演会が行われた。
対話を取り入れながら講演する青山さん
青山さんは1968(昭和43)年、岡崎生まれ。山中小学校(舞木町)、東海中学校(山綱町)で学んだという。現在、横浜国立大学教育人間科学部の准教授。学校教科書の執筆・編集などを行う一方、多くの人に書写・書道の魅力を伝えたいとNHK「ためしてガッテン」「スクールライブショー」などのテレビ番組や雑誌などでも活躍。「美文字王子」と呼ばれている。
この日同校全児童445人と保護者などが青山さんの講演を楽しみに集まった。
演題は「文字とコミュニケーション」。青山さんは「文字は相手に何かを伝えるもの。読みやすい字・きれいな字を書くためには、姿勢や筆使い書き順なども大切だが、読む人のことを思いやって、字形や配列に気をつけて書いてほしい」と話す。
同校は開校140周年記念授業として1学期に光ケ丘女子高校()ダンス部による「創作ダンス観賞会」を開いたり、2学期の学芸会前には岡崎出身の俳優三村聡さんを招いて演劇指導を受けたりしている。