岡崎拠点に「西三河のギフト」プロジェクト ギフトで地元の魅力発信
岡崎市を活動地域とするRe;grid Inc.西三河ギフトプロジェクトは1月27日、「西三河のギフト」を展開する地元カンパニー(本社:東京都渋谷区)とともに、地元産品を集めたカタログギフトを作るためのクラウドファンディングを開始した。
「西三河のギフト」は、全国各地域の地元の産品をパッケージ化したポストカード型のカタログギフト。地元を愛する起案者が出品物を選び、取材をしてギフトをつくり上げていく。生産者の思いが詰まったギフトを人に贈ることで地元に貢献できる仕組みとなっている。
同プロジェクトは、代表の尾竹花保里さんが地産地消を推奨するグリーンウェディングの資格を取ったことを機に発足。「お祝い事のギフトも地産地消が当たり前」を地域に浸透させることを目的としている。同カタログギフトは尾竹さんが贈り物をするときに「地元の物を贈りたいけど、どうやって選べばいいか分からない」と悩んだ経験から考えついた。
「西三河の人は本当に地元が好きで、あまり地元を離れない人も多い。それなのに内外へのアピールが苦手で、良いものを知る機会も知ってもらう機会も何となく逃がしているように感じる。土地に脈々と受け継がれてきた特産品は価値があり豪華ものなんだ、ということをギフトを通して伝えたい。西三河の出身であることをアピールするためのツールとしても活用してもらいたい」と思いを語る。
目標額は60万円で、支援者は一口1万円で購入予約を行う。支援者には、同カタログギフト完成時に「西三河のギフト」が返礼として贈られる。また、作成過程や製作後のイベント招待やプロジェクトメンバーとしてギフト内容やプロジェクトへの希望が反映される。