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ひな祭りのお供えに「いがまんじゅう」-西三河の風習、岡崎でも販売ピーク

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ひな祭りのお供えに「いがまんじゅう」-西三河の風習、岡崎でも販売ピーク

「いがまんじゅう」を食べる風習が残っている地方は全国各地に点在している

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 西三河地方特有の春の和菓子「いがまんじゅう」がひな祭りを迎えて売れている。和菓子製造販売の「備前屋」(岡崎市伝馬通2、TEL 0120-234-0232)でも連日製造に追われている。

店頭に並べるそばから売れていく(3月1日撮影)

 もともと春の和菓子として愛されてきたものだが、同社専務の中野邦夫さんは「当社では、節分のころから桜のつぼみがほころび始める3月中旬ごろまで、毎年いがまんじゅうを製造販売している。やはり売り上げのピークはひな祭りの3月3日」と話す。「岡崎市内の和菓子店で(いがまんじゅうを)作っていない所はないのでは」

 岡崎の「いがまんじゅう」は、やや平べったいまんじゅうの上に着色した米粒を20粒ほどちりばめたもの。岡崎市・安城市・知立市・西尾市・一色町・吉良町・幡豆町では学校給食でいがまんじゅうが提供される。いずれの自治体も「行事食として、地元の和菓子を児童・生徒たちに食べてもらい、風習や季節感を学んでもらうため」に出しているという。

 豊橋市・豊川市・新城市・蒲郡市・碧南市など主に東三河では給食に出ない。豊田市も出してはいないが、足助地区は愛知の行事食を知るという目的で、本来いがまんじゅうを食べる風習はないものの、今年に限り提供したという。

 地元タウン誌などの調査では、幡豆郡一色町はまんじゅうを指で押さえて3本指の跡をつけたものや、東三河ではハマグリ型や半月型をしているものもあるという。同じ東三河でも設楽郡ではあまり見られない。全国では、埼玉県北部に赤飯をまぶした「いがまんじゅう」が存在するほか、三重県、富山県、山形県などでは「いが餅・いがら餅」という名前だったり少しずつ形が違っていたりするものの、米粒をのせたまんじゅうが今も点在しているという。

 中野さんは「かつては春を食で感じる菓子として米所といわれる地方で家庭で手作りされていたものだが、その習慣が徐々に廃れている」と話す。

 同社の「いがまんじゅう」は現在4種類。米粉の薄皮で包んだこしあんのまんじゅうには「薄紅」「黄色」「緑」と3色のもち米がのっている。粒あんの草餅には白米がのる。価格はいずれも1個126円。

 本店の営業時間は、8時30分~21時。本店以外でも岡崎・安城・刈谷・豊田・西尾の直営店7店舗や各ショッピングセンターなど、生菓子を毎日配送できる範囲で販売している。

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