「三河子育てパパネット」発足-母の日に岡崎城でゆるーく初会合
三河地方で子育てをする父親同士のサークル「三河子育てパパネット」が5月9日の母の日に発足し、岡崎公園内「巽閣」で開かれた最初の集まりに7組の親子が参加した。
中心メンバーは岡崎市で育児支援プロジェクト「育サポ」を運営している飛鷹正範さん。飛鷹さん自身も、昼は市内のデザイン会社でホームページ制作の営業やSEをしている2児の父。「母親の育児サークルなどはたくさんあるが、父親の会はとても少ない。会社以外での父親同士のつながりを作り、楽しく育児ができる友達作りができれば」と立ち上げた。
この日は母の日だったこともあり、父親が子どもを連れて集まることで、お母さんに「休息の時間」をプレゼントした。
父子が一緒に紙工作でカーネーションを作り、メッセージカードを添えた手作りの贈り物もそれぞれできあがった。子どもたちに絵本を見せながら創作童謡を一緒に歌う一幕も。父親たちは酒を酌み交わしながら育児談義に花を咲かせた。工作に飽きて寝てしまう子あり、追いかけっこして走り回る子あり、自由気ままな雰囲気の中、発起会はゆるやかに終了した。
飛鷹さんは「参加することを義務に感じてもらいたくない。今後も不定期に集まりバーベキューや社会見学など父子で楽しめる企画をしていきたい」という。次回は7月ごろ、他メンバーが住んでいる豊川での交流会を予定する。問い合わせは飛鷹さん(hitaka@staff.ikusapo.com)まで。